ホスト時代の話 1 入店するキッカケ
当時の自分は好きな女の子ができるとものすごく執着するタイプ。
毎日会いたいし、ずっも連絡取っていたい。なんなら同棲したかった。
当時なかば強引に付き合った女の子がいたんだけど、ある日風邪で会えないってゆーんで、事前に連絡してからリポDやら冷えピタを彼女んちに持って行ったんだけど、彼女の家に着く直前に彼女の部屋から男が出てきた。
え?ってなったんだけど、ここまで来ちゃったし、とりあえずピンポンした。
出てきた彼女は風邪のはずなのにメイクしてた。
男のことは聞けずに渡すだけ渡して帰ってきてしまった。
でも、嘘ついて男と会ってたのは間違いないし、もういいやってなった。
それから女の子と話せてお金もらえるのってなんだろう?って考えたらホストだった。
でも、めちゃくちゃ飲まされたり殴られたりするのかな?とか不安もえったけど、募集ページにお酒飲めなくても大丈夫って書いてあったから、とりあえず体験入店してみた。
近くに三件ほどあったから全部行ってみて、なんとなく雰囲気が良さそうなところで1週間お試しで働きたいと言った。
そのまま3年ぐらいいることになるんだけどね。
入店してからはお酒飲めなくても作りかたや店のルールなんか覚えたり掃除したり皿洗いしたりヘルプついたりしてた。
空気の読めない俺はヘルプに着くことさえ断られることが多くいし、苦手な人はとことん喋れなかった。
かといって、何か努力するわけでもなくその場は頑張るけど家に帰ったら何もしない。テレビ見てダラダラしてまた出勤の繰り返し。
見た目は普通?だと思ってる。喋れない空気読めない酒飲めない。しかもオシャレでもなければ髪型もうまくセットできない。
そんな自分にもなぞにお客さんが出来た。
自分は40代にウケが良かった。
指名もらう9割を占めてた。と言って何人かしかいなかったけどね。
つづく